現在系

2008年04月30日 11:19

手に入れた無限大の力は、実は自分がかつて持っていた無限大な可能性が具現化したものだと気づく。

原文1

2008年04月30日 11:18

タブーとされているものと、ただ単にやらないでいるもの、やらない方がよいものとの間に厳密な区分けがなされることは、人間の言動がもっと今以上に自由になることを意味する。

言動の自由さの度合いは、制度等のルールからの束縛の度合い+その言動がどの区域に存在するか意識できる度合いによって決められる。
ゆえにこれはわれわれにとっての至上問題と言えよう。

テキサス・チェーンソー・ビギニング〜恐怖にそそられて

2008年04月27日 21:21

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ホラー映画のレビューが載っている某サイトで、かなりの好評価を受けたのをみて興味をそそられた。

「悪魔のいけにえ」という作品に登場する、残酷な殺人鬼その人が「形成」されるまでが描かれているのだが、前作を知らないので、およそ予備知識0の状態で本作を観た。それがまずかった。

なにがって、この作品のあまりのグロさに耐え切れなかったのである

ヒトを家畜のごとく殺していく。それもなにかの恨み、妬みによってではなく、自然発生的に生ずる殺意に任せて男女問わずに殺していく。

グロだというだけで喜ぶヒトを別にしても、本作はかなり興味深い。

現代の倫理観の極みと言えるものが本作で伺えるからである。

主人公(殺人鬼を主人公と称するならば、だが)の父親とその一族は基本的に主人公の殺人を助長しているのだが、彼らの思考の根幹にあるのが「一族の権威」ということである。他者の命など彼らの飼っている家畜と同様か、それ以下にしか見ていないのである。

現代の多様すぎる倫理感、価値感によって人間間の関係が希薄になってしまうことは多々問題視されているが、小さな共同体(この場合一族という単位)内の常識が狂気に支配されているとしても、その共同体の構成員には違和感を感じさせることができないということはどういうことだろうか。ひたすら滅亡の道をたどりながら、他者をも絶望に巻き込むことになりかねない。

絵画、映画、図書など多くの作品は、それ自体で完結するものではない。

時として、作者が意図したもの以上のことを我々が感じとってしまうことがある。

理屈っぽい感覚には屈してはいけないが、他の事象と関連付けていくことは自分の世界が広がっていく感覚にも似た快感がある。

本作でそれを感じることができた。ゆえにこの作品は十分観られるに値するものといえよう。

X-MEN:ファイナル ディシジョン 〜映像の確信的なおもしろさ〜

2008年04月27日 21:00

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ヒュー・ジャックマン

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アメコミ発の超ヒット作、第三弾。

随分と前に出されたものであるが、進んで観たくなるような熱意を前の2作から得られなかったために、観るのが大分遅くなってしまった。

内容。遺伝子が突然変異を起こし、超人になったものたちの対人間反乱分子とそれを防ごうとするX−MENたちの戦いを描いている。本作では前作に死んだはずの女性の二重人格の猟奇な片割れが中心となって、突然変異者のサイキックたちが全世界に対して反乱を起こすはずなのだが、なぜか対象が突然変異を無に消してしまう「サイキック」の少年に集中している。

登場人物が多すぎても、一人ひとりの個性が分かるように作られている。そこだけでも見ごたえはあるのだが、本シリーズの一番の見ごたえはその自然すぎるCGと、それによって作られる迫力のバトルシーンだろう。もし70年代の映画監督がタイムスリップして現代に来たらば、映像技術の躍進を見せ付けるのには最適の作品ではないだろうか。

本作は以上の理由からも見ごたえのある作品なのは間違いない。☆4としたのは、ラストが少し味気ないものだったから。というか、後半の失速感(既出のやりとりとかが多いこととかによる)が少しもったいなかった。やはり、良い映画は締めが重要なのだと再認識させられた。

だれが悪いと言うことでもないのだが

2008年04月21日 22:17

敵意のない態度にも、無意識の悪意は存在することがある。

ただ単にそう受け取られるだけの場合もあれば、明らかに配慮に欠ける考えによって、相手方に「意図せずして」害を与えることがある。

これが、善意のもとでの行いならなおさら話はややこしくなる。

私が好意から発する行動が、相手には迷惑どころか、悲惨な結果を招くことにもなりかねない。

その場合、私はなかなか自らの非を認めづらいし、相手は当然素直に感謝することはできない。

……

結果を先見できない愚者には、「親切な行為」をする資格はない。

われわれはみな愚者なのか?

見えない自らに潜む悪意を意識することで、厄介ごとから自由になろう。

焦らず、急がず、じっくりと、時間をかけて。

2008年04月20日 23:54

最近、時間を気にしなくなった。

時間にルーズになったということじゃなくて、逆に、時間に縛られることに苦痛を感じなくなったということ。

多少味気ない習慣だが、感覚的には正しい方向に進んでいるはずだ。

馬鹿のフリをする男〜テキサス・チェーンキラー・ビギニング〜

2008年04月13日 15:51

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ジェイソン・コネリー、C・トーマス・ハウエル 他

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スプラッター・グロ・不条理・アメリカ南部・マザコン・バッドエンド

以上。

気持ち悪い映画。これに尽きる。

2008年04月12日 23:44

私は普段の生活で「意識」して言葉(日本語)を選んで使うことはあまりない。

自分の意思を言葉で伝えることの難しさを感じることはあっても、言葉の細部まで気にしないと自分の中にあるイメージを他者に対して伝えることができないと思ったことはない。

だがよく考えてみると、これは甚だ無自覚で自己満足な考え方なのではないだろうか。

心理的なヒトとヒトとの間を埋める為に言葉が存在するのであれば、我々は常に相手にとって分かりやすい言葉を使うべきである。分かりやすいということはつまり、正しいということである。

さて、そこで話に上がるのが語学検定。

サイトにある簡易テストを受けてみて、散々たる結果のヒトはもう一度文法を勉強しなおした方がよいということだ。

われわれは常に試されなくてはならない。より良い毎日を送り、より良い人間関係を築くために。

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謎の羊〜羊たちの沈黙〜

2008年04月12日 21:35

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ジョディ・フォスター

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現在進行系の猟奇的殺人者について、一人の女性FBI見習いと服役中の殺人者との駆け引きが主に描かれている。

大ヒットシリーズの第一作となる本作では、これ以降の作品で語られるドクター・ハンニバルはあくまでもスパイス的な要素で扱われており、全編を通してはサスペンス調に「誰が犯人なのか」ということに焦点が当てられている。これがまたこの映画の不気味さをサスペンスという枠を超えて、効果的に仕立て上げているわけだが。

全体的に、無人間の意識やら幼少期の記憶やらとサイコロジカルなエピソードが出てくるが、正直ちょっと説明口調とお約束的なノリもあって、これが先を読ませやすくしているのでちょっとガッカリした。

一方で、ドクターハンニバルの人物像はついに最後のシーンまで謎であり、常人には理解されえないような一種の「芸術的」とも言えるような言動には少し感動すら覚えた。

つまりは、犯罪者を異常だと思うキミは果たして正常なのか?それともカレが正常なのか……。ということを言っているのだろう。

よくこれで世間受けしたものである。

倫理的に正しいにせよ間違っているにせよ、私はこういう挑戦的な映画は大好きである。故に☆4。

あのヒトは今……

2008年04月11日 22:32

T−Roseは一体どこに行ってしまわれたのだろう。

こんな一介の日記で呼びかけたところで反応があるとも思えないが、昨年のあの熱き日々が嘘のよう。

己の時流に逆らってまで追求してよい事象であるのか?
追求したたころで今以上の快楽は得られるのだろうか?

貴方との日々はかけがえのないものでした。

再会の日を心持に今日を生きよう。

3/1

2008年04月10日 21:15

気づけば4月のうち3分の1が終わっっていた。

気づけば1年のうち3分の1が終わっっていた。

気づけばエアロビの設定時間の3分の1が終わっっていた。

気づけば先月のバイト代の3分の1が交遊費に消えていた。

気づけば…

気づけば…




気づけば人生の3分の1が終わっっていた(60年計算)


一寸先後悔しない人生のためにちゃんとした毎日の計画を立てよう。

実に惜しい!〜ヘルレイザー ワールド・オブ・ペイン〜

2008年04月06日 21:36

ヘルレイザー ワールド・オブ・ペインヘルレイザー ワールド・オブ・ペイン
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ダグ・ブラッドリー、カリ・ウーラー 他

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長編シリーズの第七弾で、外伝の要素を持つ本作。

映画の見所は主人公であるアウトローな女記者とその上司の言動、そして「デッダー」と呼ばれる不死者たちによる緊迫した儀式の様、グロさ

色調による幻想的な映像虚無感漂う哲学的なセリフの数々は、実にバランスうまくまとめられており、すばらしい。

しかし、残念なことに最後のシーンにかけてのCGがすべてを台無しにしている。
その一点を除けば、☆4つでもよかった一品だ。

オーメン666〜呪われた未来〜

2008年04月03日 22:19

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これは無根拠にヒトを怖がらせようとして作られた映画である。

もしくは、

ホラー映画というだけで食いついてしまう映画ファンの真理を逆手に取った、最低な映画である。


と、始めに敢えて言わせてもらおう。

いや、これはほめ言葉だ。

こんな言葉をもってしか、今の私にはこの映画から感じた恐怖から逃れる術を知らない。

「呪われた子ども」ならぬ、「呪われた映画」である。

本作を観ようという方は、覚悟しておくべきだ。

この「オーメン」を観た先に、望ましい事態は起こりはしない、ということを……

ジャンパー〜そして全てはジャンプする〜

2008年04月02日 19:38

まず、

最近見た映画の中ではダントツの面白さだったということ。

理由はもちろんたくさんある。

1:ジャンパーの性質を上手く利用したカット作り←連鎖的な映像の変化は迫力がすごかったし、つながりがなくてなかなか共存させにくいもろもろ名所を、何も考えずに見ているのも楽しかった

2:従来の勧善懲悪の映画ではなく、善悪の判断を観るものにゆだねているところ。

3:第2のジャンパーが超ファンキーで面白すぎるところ。

4:無駄に日本にジャンプしてくるところ。

4:敵を殺さずして「殺す」斬新な手法がなんかかっこいいところ。

5:出演者がみんなイケメン&イイ女

6:最後にストーリまでジャンプしちゃってグダグダ(落ち着いた感じ、ということ)になっちゃったところ。


こんなに何も考えずに純粋な気持ちで、わくわくな気持ちが途切れることなく最後まで続く映画が今まであっただろうか。

友達と一緒に観に行ったらば、映画が終わってからも「ジャンパー」ネタで盛り上がること間違いなし。

さあ、今すぐ映画館にジャンプするんだ!!

こんな借金取りは○○だ!

2008年04月02日 15:15

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一辺倒な価値観の押し付けが多い最近の漫画の中で、これほど作品の世界に疑似リアリティを感じさせるものは数少ない。

それゆえにそれだけで本作は貴重な存在であり、また一種の特異なオーラをまとっている。

基本的にチャプターごとに、闇金に関わっていうヒトがどうなっていくのか、という流れで描かれている。ハッピーエンドもあれば、バッドエンドも……(むしろハッピーエンドはほとんどなきに等しい)。

このオチまでの流れが読めない。とにかく読めない。そこに読者に迎合せずに、作為的なものを排除しようとする意志みたいなものを垣間見ることができる。

たかが娯楽のための漫画、されど芸術としての漫画。

本作はアウトローな話が好きなヒト、そして娯楽としての漫画に飽きてしまったヒトには是非お勧めしたい逸品だ。

2008年04月02日 13:32

私は自分の意志のみに従っていたい。

常に創造的でありたいと思うから。


私は無自覚、無批判だけが取り柄の輩が嫌いだ。


直観力は我々に命を感じさせてくれる。

直観力は快楽のパラメーターである。

我々は直観力を鍛えて、リアリティを持つものとそうでないものとを見極めるまでに至る必要がある。

そのための「今」であり、そのための青春である。


無自覚・無批判に生きたほうが良い時期など存在しない。

多様性を主張するのは結構。

だが全体像が見えているか?


享受することは常に負うことだ。

そこから真のリアリティを見出すのは難しい。

それでも感じ取る努力をする。

それでも絶望に打ちひしがれてみる。


行動なくして、真の自由は達成され得ない。

それと同様に、感じることなくして、自由を愉しむこともまたできないのだ。

思い

2008年04月02日 13:17

ボクは走る

電車に揺られて、隣を電車が通過するときの揺れに身を委ねて

ボクは夜の町を走る

昼間の喧騒から開放され

理解のない隣人の叱咤に不気味なモノを感じても

ボクはそれでも走ることをやめたりはしない

ボクは走る

走ることが自分の意志によるものである限りボクは走るよ

その瞬間

世界はボクを

ボクはみんなを

みんなは世界を

安全地帯と戦場の間に立って

2008年04月02日 03:12

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芸術家の卵たちのすばらしさ、苦悩、そして世の中のすべてを敵対してしまいがちになる「安全地帯」の思春期から、一流の人格とそれに伴う「戦場」にいるための覚悟を形成するにいたるまでの成長の過程が描かれている。

確信犯的な面白さについての弁解はあっても、ここには確信犯的な面白さというのはない。それゆえに難解であり、それゆえに切なくて、アツくて、どうしようもなく劇中に引き込まれてしまう。

以下は本編を見て感じたこと。

人間にはそれぞれの役割がある。
われわれはそれぞれの組織で大まかに分類されて、管理されて、そしてそれと引き換えにわずかながらの日々の平安を手に入れる。

コッポラーに代表されるような「芸術家」にわれわれが惹かれてしまうのは、彼がどうしようもなくわれわれの「つかの間の平安」のために差し出した「自由」を持っているから。

しかし、「芸術家」は結局はそういう生き物として生まれたのではなく、生まれ、感じて、絶望して、這い上がって、「芸術家」となるのである。そして、芸術家は必ずしも肩書きとしての「芸術家」ではなく、人格としての芸術家であればよい。つまりは、そういう生き方をするようになってこそ、ほんものの芸術家としての存在を認められる、そして自ら確認することができるのである。

……と、大体こんな感じか。


セリフ一つ一つが詩的であり、それでいてリアリティーを持っている

そして3巻で簡潔にまとめているあたりもすばらしい。

本作を読むことは、すなわち「戦場」をわれわれが素人なりにも垣間見るということであり、これは非常に非日常的な体験である。

それゆえにこのレビューを今見ている諸兄にはぜひともこの作品を読んでいただきたいのだ。


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